直径記号 · 直径マーク · ダイヤ記号
⌀ 直径記号
直径記号 ⌀(Unicode U+2300、正式名 DIAMETER SIGN)は、図面で直径の寸法の前に置く製図記号です。⌀25 は「中心を通って 25」の意味。技術図面やドリルビットのパッケージ、CAD の寸法表示で目にします。下のカードをクリックすれば、そのままコピーできます。
どのデバイス・ブラウザでも動作します。貼り付けは Ctrl+V または Cmd+V で。
直径記号 ⌀ の入力方法 — あらゆるデバイスで
標準のキーボードに直径記号はありませんが、どの OS にも入力する方法があります。使っている環境を選んでください。
Windows
- Num Lock をオンにして、テンキーが数字を入力できる状態にします。
- Alt を押しながらテンキーで 0216 と入力し、Alt を離します。カーソル位置に、直径記号の定番の代替である Ø が現れます。
ヒント: Windows には ⌀ 自体の汎用 Alt コードがありません。Alt + 8960 は WordPad のような RichEdit ベースのアプリでしか機能せず、多くのプログラムは 255 を超えるコードを丸めるか無視します。Word などの Office アプリでは 2300 と入力して Alt + X を押せば本物の直径記号になります。それ以外では、スタートメニューで「文字コード表」を検索し(詳細設定ビューで「diameter」と検索)、あるいはこのページの上から ⌀ をコピーするのが手軽です。なお、Alt コードには文字キーの上の数字キーは使えません。必ずテンキーで入力してください。
Mac
- Control + Command + スペースを押して、文字ビューアを開きます。
- 「直径」で検索し、⌀ をダブルクリックするとカーソル位置に挿入されます。
ヒント: 文字ビューアはすべてのアプリで使えます。Unicode 16 進数入力の配列を有効にしていれば(システム設定 → キーボード → 入力ソース)、Option を押しながら 2300 と入力しても ⌀ が出ます。ちなみに Option + O で入力されるのは ø です(Shift + Option + O で Ø)。スカンジナビアの文字で、便利な代替ではありますが直径記号ではありません。
iPhone・iPad
- iOS の標準キーボードには ⌀ のキーがありません。このページ上部のコピーカードをタップしましょう。
- 貼り付けたい場所を長押しして「ペースト」を選べば挿入できます。
ヒント: 頻繁に使うなら、設定 → 一般 → キーボード → ユーザ辞書で「dia」のようなショートカットに ⌀ を登録しておくと、どのアプリでも使えるようになります。
Android
- Gboard や多くの標準キーボードには ⌀ がありません。このページ上部のカードからコピーしてください。
- テキストフィールドを長押しして「貼り付け」をタップすれば挿入できます。
ヒント: 繰り返し使うなら、Gboard の単語リスト(設定 → 辞書)に「dia」のようなショートカットで ⌀ を登録するか、Unicode キーボードアプリを導入しましょう。
Chromebook
- Ctrl + Shift + U を押して Unicode 入力を開始します。下線付きの「u」が表示されます。
- 2300 と入力し、Enter またはスペースで確定します。
ヒント: ChromeOS にも絵文字・記号ピッカー(検索キー + .、ランチャー + ピリオド)はありますが、収録されている記号はまちまちです。⌀ が見つからない場合は上の Unicode 入力なら確実です。このページからコピーしても構いません。
Linux
- 多くの GTK アプリで Ctrl + Shift + U を押します。
- 2300 と入力して Enter を押すと、⌀ が挿入されます。
ヒント: コンポーズキーを設定していれば、Compose + O + / で Ø を入力できます。⌀ 自体は上の Unicode 入力を使ってください。
Word・Excel・AutoCAD などのアプリで
Office や CAD のソフトウェアには、上の OS のショートカットに加えて独自の入力方法があります。
Microsoft Word
- 記号を入れたい場所に 2300 と入力します。
- Alt + X を押します。コードがその場で ⌀ に変換されます。
- あるいは挿入 → 記号 → その他の記号 → Miscellaneous Technical(その他の技術用記号)から選びます。
- 頻繁に使うならオートコレクトを設定しましょう。ファイル → オプション → 文章校正 → オートコレクトのオプションで「(dia)」を ⌀ に置き換えるようにします。
ヒント: Alt + X は Outlook や PowerPoint でも使えますが、Excel では使えません。Mac ではどの Office アプリでも文字ビューア(Control + Command + スペース)を使います。
Microsoft Excel
- セルをクリックします(または F2 で編集モードに入ります)。
- Alt を押しながらテンキーで 0216 と入力し、Alt を離します。直径の代替として Ø がセルに入ります。
- 数式で本物の記号を出すなら =UNICHAR(8960) が ⌀ を返します。
ヒント: Excel では Word の Alt + X ショートカットは使えません。図面風のラベルには、挿入 → 記号から ⌀ を入れる方法もあります。
AutoCAD
- 文字または寸法の入力欄で %%c と入力します。
- AutoCAD が自動的に直径記号 ⌀ として表示します。
- MTEXT では右クリック → 記号 → 直径からも挿入できます。
ヒント: ほかの定番 %% コードは、%%d が度記号 °、%%p がプラスマイナス ± です。
Google ドキュメント
- 挿入 → 特殊文字を開きます。
- 「直径」で検索するか形を描いて、⌀ をクリックします。
ヒント: 頻繁に使うなら、このページから ⌀ を一度コピーして Ctrl+V で貼るほうが速いでしょう。あるいはツール → 設定 → 置換で「(dia)」が自動的に ⌀ になるよう設定できます。Google スプレッドシートでは数式 =UNICHAR(8960) で ⌀ を作れます。
ショートカットを覚えたくない方へ
このページをブックマークして、必要なときに記号をコピーしましょう。どんな Alt コードより速いです。
開発者のための直径記号 ⌀ コード一覧
直径記号のあらゆるエンコーディングを 1 か所に。Unicode、HTML 実体参照、CSS、JavaScript、URL エンコーディング。どのチップもクリックでコピーできます。
Unicode
| 形式 | ⌀ 直径記号 |
|---|---|
| コードポイント | |
| 正式名称 | |
| ブロック | |
| UTF-8 バイト | |
| UTF-16 |
HTML & XML
| 形式 | ⌀ 直径記号 |
|---|---|
| 10 進実体参照 | |
| 16 進実体参照 | |
| 名前付き実体参照 | なし — 10 進実体参照を使います |
プログラミング(CSS / JS)
| 形式 | ⌀ 直径記号 |
|---|---|
| CSS content | |
| JavaScript / JSON | |
| Python | |
| LaTeX(wasysym) | |
| URL パーセントエンコーディング |
キーボード入力
| 形式 | ⌀ 直径記号 |
|---|---|
| Word / Office(Windows) | |
| AutoCAD | |
| Ø の代替(Windows) |
- ⌀ は Unicode の Miscellaneous Technical(その他の技術用記号)ブロック(U+2300–U+23FF)にあり、⌘ や ⏏ と隣り合っています。通貨記号と違って Latin-1 には含まれず、現代の UTF-8 システムなら問題なく表示できますが、ごく古い 8 ビットソフトウェアでは表示できません。
- ⌀ には名前付き HTML 実体参照がありません(
⋄は存在しません)。⌀か⌀を使います。∅には注意してください。あれは空集合の記号 ∅ を表示する、別の文字です。 - Ø と ø(U+00D8 / U+00F8)はデンマーク語・ノルウェー語のアルファベットの文字です。⌀ が使えない場面での定番の代替で、本物の Windows Alt コードを持つ唯一のそっくりさんです。ただしタイポグラフィ上はあくまで文字であって、直径記号ではありません。
直径記号 — 製図室の古典
斜線の入った円
⌀ はダイヤ記号や「斜線の入った円」とも呼ばれ、製図で円形要素の直径を示す記号です。円(円筒を正面から見た形)に斜線を引いた形をしています。ISO 129 や ASME Y14.5 などの寸法規格では、記号はスペースなしで数値の直前に置きます。⌀8 と記された穴は、直径が 8 単位という意味です。この約束事のおかげで、1 枚の図面で「直径」という言葉を何千回も書かずに済み、ダイヤ記号は製造業で最もよく知られた記号のひとつになりました。球の寸法には S⌀(球の直径)を使い、半径には記号はなく、大文字の R だけです。
⌀・Ø・∅ — 3 つのそっくりさん
Unicode には、斜線の入った円に見える文字が 3 つあります。直径記号 ⌀(U+2300)は技術記号です。Ø と ø(U+00D8 / U+00F8)はデンマーク語・ノルウェー語のアルファベットで、古いコードページに収録され本物の Alt コードを持つため、長年直径の代用として使われてきました。そして ∅(U+2205)は数学の空集合の記号で、普通は背が高く、斜線の角度も急に描かれます。図面や仕様書では ⌀ を使い、フォントやシステムが表示できない場合は Ø が認められた代替ですが、∅ は認められていません。4 つ目のそっくりさん ⊘(U+2298 CIRCLED DIVISION SLASH)は斜線が円の内側に収まり、図面ではなく数学の記法に属します。ギリシャ文字の φ(ファイ)もまた別の「まがいもの」です。フォントによっては φ が斜線の入った円に描かれるため、「ファイ記号」は ⌀ のよくある誤称になっています。しかし φ の線は垂直で、直径記号の斜線は 45° です。
| 記号 | 名称 | Unicode | 決定的な違い |
|---|---|---|---|
| ⌀ | 直径記号 | U+2300 | 正しい記号 — 斜線が円を 45° で横切る |
| Ø | 北欧文字のストローク付き O | U+00D8 / U+00F8 | 認められた代替 — ただし記号ではなく文字 |
| ∅ | 空集合 | U+2205 | 数学専用 — 背の高い字形、急な斜線 |
| ⊘ | 円付き除算記号 | U+2298 | 数学の記法 — 斜線は円の内側に収まる |
| φ | ギリシャ文字ファイ | U+03C6 | 「ファイ記号」という誤称 — φ の線は垂直 |
現場のダイヤ記号
⌀ はドリルビットのパッケージやタップセット、パイプ・継手の仕様、CNC や 3D プリントのデータ、あらゆる種類の CAD 図面で目にします。AutoCAD ユーザーには %%c というコードでおなじみでしょう。円のサイズが重要な場面には必ず現れます。⌀25 のベアリング、⌀ 10 mm のダボ穴、2× ⌀8 の取付穴パターンなどです。下の例をクリックすればコピーできます。
記号は必ず数値の前に置きます。⌀25 であり、25⌀ ではありません。寸法線の中では数字にぴったり付け、図面固有のレタリングで書かれることが多いです。
正しい書き方
- ✓
⌀50mm - ✓
⌀ 100cm - ✓
パイプ ⌀75 - ✓
穴 ⌀6.35 - ✓
⌀25.4±0.1mm(公差付き)
避けるべき書き方
- ✗
50mm⌀(数値の後ろに記号) - ✗
DIA 50mm/D=50mm(文字による代用) - ✗
∅50mm(空集合の記号 — 別の文字)
Ø50mm は標準形ではありませんが、⌀ が入力・表示できない場合の代替としては許容されます。
よくある質問
⌀ の直径記号はどうやってコピーしますか?
このページ上部の ⌀ カードをクリックするだけで、直径記号がすぐにクリップボードへコピーされます。あとは Ctrl+V(Windows)または Cmd+V(Mac)でどこにでも貼り付けられます。
直径記号の Alt コードはありますか?
⌀ 自体に通用する Windows の Alt コードはありません。レガシーのコードページの外にある文字だからです。Alt + 8960 は WordPad のような RichEdit ベースのアプリでは使えますが、多くのプログラムは 255 を超えるコードを丸めるか無視するため、あてにしないでください。定番の代替は Ø で、Alt を押しながらテンキーで 0216 と入力します(Alt + 0248 で小文字の ø)。Word などの Office アプリでは、2300 と入力して Alt + X を押せば本物の直径記号が得られます。
⌀・Ø・∅ の違いは何ですか?
見た目が似た、まったく別の 3 文字です。⌀(U+2300 DIAMETER SIGN)は円形要素の直径を表す工学記号。Ø と ø(U+00D8/U+00F8)はデンマーク語・ノルウェー語のアルファベットの文字で、直径の代用として広く使われてきました。∅(U+2205 EMPTY SET)は数学の記号で、通常は背が高く、斜線の角度も急に描かれます。図面や仕様書では ⌀ が正解、Ø は認められた代替です。∅ は避けてください。
直径記号は φ(ファイ)と同じですか?
違います。φ(U+03C6)はギリシャ文字で、角度や黄金比、物理量に使われます。フォントによっては φ が斜線の入った円に描かれるため、「ファイ記号」が ⌀ の誤称として広まっています。しかし直径記号は U+2300 で、斜線は垂直ではなく 45° に走っています。
公差付きの直径はどう書きますか?
記号、数値、公差、単位の順です。⌀50±0.1 mm、両側公差なら ⌀50 +0.1/−0.05 mm と書きます。記号を数値の後ろに置く(50 mm ⌀)のは誤りで、図面では「DIA」や「D=」のような文字による代用も避けてください。標準化された形は ⌀ だけです。
AutoCAD で直径記号を入力するには?
文字や寸法の入力欄で %%c と入力すると、AutoCAD が ⌀ として表示します。ほかの %% コードは、度記号 ° が %%d、プラスマイナス ± が %%p です。MTEXT では右クリック → 記号 → 直径からも挿入できます。
Word・Excel・Google ドキュメントで ⌀ を入力するには?
Microsoft Word では 2300 と入力して Alt + X を押します。コードがその場で ⌀ に変わります。Excel では数式 =UNICHAR(8960) を使うか、セル内で Ø の Alt コード Alt + 0216 を使います。Google ドキュメントでは挿入 → 特殊文字で「直径」と検索します。
直径記号の Unicode は?
直径記号は U+2300(DIAMETER SIGN)で、Miscellaneous Technical(その他の技術用記号)ブロックにあります。HTML では ⌀ または ⌀ と書き、名前付き実体参照はありません。UTF-8 では E2 8C 80 の 3 バイトで、URL では %E2%8C%80 にパーセントエンコードされます。
Mac で ⌀ を入力するには?
Control + Command + スペースで文字ビューアを開き、「直径」で検索して ⌀ をダブルクリックします。Unicode 16 進数入力の配列を有効にしていれば(システム設定 → キーボード → 入力ソース)、Option を押しながら 2300 と入力する方法も使えます。
iPhone・Android で直径記号を入力するには?
iOS も Gboard も標準キーボードに ⌀ はないので、一番速いのはこのページからコピーする方法です。よく使うならテキスト置換を設定しましょう。iPhone なら設定 → 一般 → キーボード → ユーザ辞書で「dia」に ⌀ を割り当て、Android なら Gboard の単語リストに同じショートカットを登録します。
図面や仕様書の ⌀ はどういう意味ですか?
直径を表します。円筒形・円形の要素の幅を、中心を通ってまっすぐ測った値です。記号は必ず数値の前に置き、⌀25 は「直径 25 mm(またはその単位)」の意味です。球には S⌀(球の直径)が付き、半径は R10 のようにプレーンな R で書きます。
⌀ が空の四角(□)で表示されるのはなぜ?
その四角(通称「豆腐」)は、使っているフォントに U+2300 が含まれていない印です。Times New Roman や Arial などの古典的な本文フォントには入っていません。含まれているのは Segoe UI Symbol(Windows)、Apple Symbols(macOS)、Noto Sans Symbols、DejaVu Sans などです。読み手が古いシステムを使っている可能性があるなら、Ø で代用するのが無難です。
⌀ に対応する半径記号はありますか?
ありません。Unicode には直径記号はあっても、半径専用の記号はありません。製図では大文字の R を値の前に置くだけです(R5 は半径 5 mm の意味)。⌀ は直径専用、S⌀ は球の直径に使います。
LaTeX で直径記号を書くには?
wasysym パッケージを読み込んで \diameter を使います。\varnothing に手を出さないよう注意してください。あれは空集合の記号 ∅ を出力するもので、斜線の角度が違う別の文字です。
直径記号をダウンロード
デザイン・ドキュメント・印刷に使える無料の ⌀ アートワークを 3 形式で。クレジット表記は不要です。
